豊洲市場は技術の粋を集め食の安心・安全への確保をしていた!【PR】

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

昨年12月に、東京都中央卸売市場は平成30年10月11日に築地市場から豊洲市場への移転が正式に決定しました。
先日、ブロガー向けの見学会が開催され、開場前の豊洲市場を見学させていただきました!

豊洲市場 見学 試食

築地市場のノスタルジックな雰囲気が好きで無くなるのは悲しいのですが、温度も衛生も徹底管理された豊洲市場は、都民の食を扱う市場としての安心安全の役割を担ってくれると思いました。



【スポンサーリンク】

豊洲市場の概要

豊洲市場の概要を紹介してくださったのは、東京都中央卸売市場 新市場整備部 事業調整担当課長 加藤 雄大氏。
豊洲市場 見学 試食

豊洲市場の大きさ

豊洲市場の敷地面積は407,000平方メートル。
よく比較で使われる東京ドーム8つ分! と言われてもイメージはわきませんが、銀座の大部分がすっぽり入る大きさだそう。
築地市場は23万平方メートルだったので、1.7倍広くなります。

延べ床面積は517,000平方メートル。
それぞれの使用面積は、以下の通りです。
■卸売業者売場 35,700平方メートル。
(水産関係24,700平方メートル 青果関係11,000平方メートル)
■仲卸売業者売場 16,745平方メートル。
(水産関係13,019平方メートル 青果関係3,726平方メートル)

豊洲市場整備の基本的な考え方

■食の安心安全の確保
■効率的な物流の実現
築地市場が開業当時は鉄道輸送が物流のメインでしたが、トラック輸送がメインになった今は駐車場完備へも注力。
■多様なニーズへの対応
市場の中で食材をカットする設備を設け、切り身の作業もできる。
■環境への配慮
580世帯分という大規模な太陽光発電を完備。
12ヘクタールもの屋上の緑化。
■賑わいの創出などまちづくりへの貢献
賑わいの創出のために、一般の消費者用施設やぐるり公園を作った。

豊洲市場の現状

豊洲市場といえば開場延期になった原因のひとつ、地下水や揮発性物質の問題があります。
今回、それについての説明もありました。

写真は昨年の12月に報道関係に公開した日のものだそう。
■水産卸売場棟 地下ピット
給排水配管の現場

■青果棟 加工パッケージ棟 地下ピット
青果卸売場棟 加工 地下ピット

強制的な排水も行い、今は完全に水は無いそうです。
さらなる安全対策として、コンクリートを15センチほど打ち、揮発性物質の発生を防ぎ、換気設備の導入もしているそうです。

地下ピット工事

一般人には見えない場所ですが、地下水が報道された時は衝撃的でした。
このことについても説明をしていただいたので、安心感が増しました。

そして豊洲市場を取り巻く空気の状況ですが、すべて環境基準を満たしており、大気中のベンゼン濃度も23区内の大気とほぼ変わらないとの説明もありました。
豊洲市場 見学 試食

豊洲市場の安全対策は進んでいるようですね。

東京の食の目利きたちの新しい舞台!豊洲市場見学へ

一通り豊洲市場の概要をお聞きした後は市場見学です。
新しさの気持ち良さはもちろん、随所に食の安全のための工夫もあり、興味深く見学させていただきました。

参加者はシューズカバーをつけ、場内に入りました。
豊洲市場 見学 試食

見学は一般人用の見学コースをメインに、開場したら一般人が入れない卸売場まで見せていただきました!

水産卸売場棟

豊洲市場 見学 試食

水産卸売場棟に入って、ひときわ目を引いたのが巨大なマグロ。
水産卸売場棟 マグロ
実はこのマグロ、築地市場で過去に取引されたマグロで最大のサイズのレプリカ。
国産クロマグロで、なんと496kgもあったそう!
築地といえば正月のマグロの初セリですが、豊洲でもマグロは人気になりそうですね!

こちらが一般人がセリを見学できる場所『セリ見学台』です。
豊洲市場 見学 試食
見学コースよりも、より近くで見ることができます。

『手やり』の説明も展示されていて、『手やり』を理解してからセリを見るとより楽しめそうですね!
豊洲市場 見学

卸売場から『セリ見学台』を見たところ。
豊洲市場 見学 試食

ところで、緑色が印象的な卸売場。
この緑色は、マグロの尻尾の切断面が美しく見える効果があるそう。
マグロの尻尾の切断面を確認する卸業者の姿は、テレビでも見ます。
この緑の空間で、築地市場で取り扱った大きさ以上のマグロがセリにかけられるのか、楽しみですね!

工夫されているのは場内の色だけではありません。
柱の床接地部分が丸くなっています。
豊洲市場 見学
これは、埃が溜まり難く掃除しやすいためだそう。
このアイディアは自宅でも使いたい!一番掃除しにくく、ゴミや埃がたまるところですからね!
これはナイスアイディアです!

天井近くのディスプレイは江戸小紋柄を季節によって表現されていました。
豊洲市場 見学
東京らしさが伺えます。

次は、仲卸売場へ。
仲卸売場は小売業者や飲食業者などが利用する売場。
テレビで売場が狭すぎるというのを見ていて、実際に見るとワンブロックの幅が1メートルくらいで、(私がここで働くとしたらこれ以上は太れないわw)と思いましたが、実は貸し出される売場の最小単位だそう。
豊洲市場
業者によっては営業規模によって、これを2つ3つと借りているそうです。

仕切られているパーテーションですが、これは食品衛生法上必要なものだそう。
ただし外すことも可能で、その条件は同じものを取り扱う業者が並び、お互いに了承した場合。
万が一、食中毒などの問題が起こった時は、共同責任となります。

またマグロなどを解体できる共同加工場も完備されていて、そちらを利用することでお店の規模を小さいままで運営することもできます。

仲卸売場内の往来ですが、乗り物と人が通る道が分けられていました。
豊洲市場
築地の場内に食事に行くと、ターレーに出くわし怖い思いをすることがありましたが、人と乗り物を分けることで安全ですし効率的ですね!
また人が歩く部分は石畳のような素材で、滑りにくいようになっていました。

テレビで見た時は、この狭さではマグロの解体どころか人の行き来すらできないのでは無いか?と思っていましたが、機能的に考えられていました。
実際に自分の目で見れて、本当によかったと思いました!

水産卸売場棟の見学者用の展示も楽しいです!
乗り物大好きな私はターレーの展示にワクワクです!
ターレー
普段見ているターレーは仕事している現場でのもの。
とても「見せて!」なんて言えません。
ここでは、じっくりと見たり乗ってみたりすることができます。
意外と大きくって、動かしてみたくなりました!

また季節によって変わる旬の魚の紹介と調理法の紹介も主婦として興味深かったですね!
豊洲

豊洲市場水産卸売場棟は活気あふれるセリの様子も期待できますが、市場や食材への理解も深まる興味深い作りになっていました。

青果棟

水産卸売場棟と青果棟は、地上から見ると離れていますが、道路の下で繋がっています。
青果棟は、水産卸売場棟と全く印象が変わります。
青果棟
可愛らしい雰囲気で、心が和みますね。

青果棟2Fの見学者デッキから、1階の卸売場に降りて見学させていただきました。
豊洲市場 見学 試食

パレット1,000枚分の荷物が保管できる立体倉庫も壮観です!
豊洲市場 見学 試食

青果棟には『フレッシュラボ』と言う設備があり、試食や調理などができるそう。
フレッシュラボ
新たな野菜や果物の食べ方も開発されるかもですね!

青果棟の仲卸の1つで面白いのが、線で仕切られただけのオープンな店舗。
青果棟
買いに来る業者は小規模な業態だけではなく、スーパーなど大規模なお店もあり、ダンボールに入ったまま大量に買って行くそう。
ダンボールで入荷したまま販売するため、複雑な設備は必要が無いそうです。
保存用の冷蔵庫は、それぞれのお店が購入設置しているそうです。

豊洲市場の安心・安全施策

今回、豊洲市場を見学していて、とても『安心・安全』にこだわっていると思いました。
商品によってエリアをきちんと区分けし、エリアごとの温度管理も徹底されていました。
その中でもエアカーテンまでも使っているのには驚きましたね!

これは水産卸売場棟から水産仲卸売場棟へと繋がる通路に設置されたシートシャッター。
豊洲市場 見学

シートシャッターが上がると、空気の出る音とともに、エアカーテンが吹き出します。
豊洲市場 見学

市場というとオープンスペースで熱気も美味さのうちのようなイメージでしたが、豊洲市場の徹底的な外気や埃・虫の侵入の抑制設備には驚きました!

また、ところどころに手洗い・手指消毒の徹底が促されていました。
豊洲市場 見学

確かに食品を扱う場所ですが、安全な食品の保管や入場する人への安全管理に徹底しているのが印象的でした。

ワークショップには小池都知事も参加!

豊洲市場の見学の後は、小池百合子都知事も参加した『目利き』のワークシヨップが開催されました。
豊洲市場 見学 試食

まずは株式会社 亀谷の亀谷 直秀氏による『鯛』の目利き!
豊洲市場 見学 試食

鯛は天然真鯛!
豊洲市場 見学 試食

目の上に青いアイシャドーが鮮やかで、尾びれも鋭い形です!
鯛
養殖の鯛だと、尾びれがハートのように丸まってしまうそうです。

試食は熟成した鯛と今朝〆の新鮮な鯛の食べ比べ。
豊洲市場 見学 試食
手前の赤っぽい切り身が熟成したもの。
鮮度の良いものは歯ごたえがよく、熟成したものは鯛の美味しさが増しているような感じがしました!
同じ食材でも調理で美味しさが変わるという体験をさせていただきました。

こちらは新潟産の梨・新高。
豊洲市場 見学 試食
最近は新潟産の梨として『 ル レクチェ』が人気ですが、私はお正月に食べる『新高』が好きです。
今回試食させていただいた『新高』は、新潟市で収穫された後、豪雪地帯の津南町で『雪室貯蔵』し熟成したもの。

豊洲市場 見学 試食

とてもジューシーで美味しかったですね!

説明していただいたのは、株式会社 西太 の岡本 光生氏です。
豊洲市場 見学 試食
まさか、ここで『新高』を食べられるとは!
雪室で貯蔵された『新高』は、3月くらいまで食べられるそう。
お店で見つけたら購入したいです!

開場前の豊洲市場を見た感想

豊洲市場は移転が決まった当時は、あまり報道もされず、いざ完成したら大きなニュースとなり、主婦として不安を掻き立てられるものが多く、このまま豊洲市場が開業してもいいものか不安でした。
今回、ブロガーとして開場前の豊洲市場を説明していただき、見学し、豊洲市場は私の『市場』と言うイメージを大きく塗り替えました!

やはり何と言っても『食の安心・安全への確保』のための現代技術の粋を集めたと言っても過言ではない設備。
市場といえばオープンエアーというイメージでしたが、豊洲市場は閉鎖型施設で、商品によっての適温管理やもちろん雨風に当たることがありません。
大きな建物ですが、エアシャッターまで使い、徹底的に管理されていました。
考えてみれば、安心安全な食品は欲しいと思っていても、元となる市場の安心安全が担保されなければ、手にすることはできません。
都民の食を守る市場として、とても必要な設備だと思いました。

また、ニュースでも問題となった地下水や揮発性物質の説明もあり、安心感が増しました。
豊洲市場は食のプロたちの仕事場であり、安心して働いてもらい、美味しい食材を私たちに届けてもらいたいので、安心材料が増えるのは嬉しいですね。

私たちが楽しめる見学コースも興味深い展示が多く、遊びに行っても楽しめます。
開場したら、ゆっくりと遊びに行きたいと思います!

豊洲市場の開場は平成30年10月11日!
新たな市場の開場で、より食が楽しめる時代になるといいですね!

■豊洲市場 詳細■
豊洲市場 見学 試食

所在地 東京都江東区豊洲6丁目3番1号
HP 東京都中央卸売市場

豊洲市場では、時々見学会を開催しています。
HPで告知されているので、興味のある方はぜひご覧ください。

スポンサーリンク

twitterで記事更新情報を更新中! ▶︎



シェアする

フォローする