阿波おどりと言えば、今や本家・徳島を飛び出し、全国各地で踊られています。
東京では高円寺が有名ですね。
400年の歴史があるという伝統文化の阿波おどり。
その阿波おどりが最近世界中で話題の『フラッシュモブ』形式で東京から世界へ発信するプロジェクトが始まります。
もくじ
flash mob フラッシュモブとは?
よくプロポーズをフラッシュモブでしているシーンをテレビやネットで見ることがあります。
(なに?なんなの?)って顔をしている人々がだんだん笑顔になったり泣き出したりと感動的なシーンが印象的です。
そのフラッシュモブ形式を使った阿波おどりのプロジェクト。
徳島市と早稲田大学生を中心としたとのコラボ。
世界に向けての発信が始まりました。
阿波おどりフラッシュモブ プロジェクト記者発表会
会場は東京での阿波おどりで有名な高円寺。
主催者・徳島市の原市長も駆けつけ、ご挨拶されました。
プロジェクトの先にあるのは2020年の東京オリンピック。
『阿波おどりフラッシュモブプロジェクト』は、東京五輪に向けて、世界に通じる『阿波おどり』の新たなスタイルを開発して、海外からの『お客様をおもてなし』するプロジェクトだそう。
伝統の衣装にも踊る環境にもこだわらない、世界に通じる『フラッシュモブ』形式を『阿波おどり』に導入したそうです。
ゆるキャラ『トクシィ』が英語を交えた掛け声で世界に通じる阿波踊りを教える!
徳島市イメージアップキャラクター『トクシィ』。
トクシィは踊ってしゃべれるキャラクター。
英語もイケちやうんですね(笑)
トクシィは世界に通じる阿波おどりの先生に起用され、親しみやすい『阿波おどり先生』として『阿波おどり教室』も実施されているそう。
こんなに可愛い先生だと、真剣に覚えたくなりますね♪
総合演出は大学生!
阿波おどりフラッシュモブプロジェクトの東京発信拠点は『NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会』。
総合演出はなんと早稲田大学生。
早稲田大学フラッシュモ部の制作部長が徳島市の出身というご縁からだそうです。
古くからの伝統が消えていく地域が多い中、未来に繋げてくれる若者がいるのは心強いですね。
若い力と400年の伝統。
これから東京オリンピックへ向けて『東京から全国へ阿波おどりでおもてなしの輪』を広げたいそうです。
阿波おどりフラッシュモブの披露
阿波おどりフラッシュモブも披露されました。
フラッシュモブは、子どもたちも仕掛け人(笑)
気が付けば、どこから出てきたの?ってくらいの沢山の方が踊ってました!
阿波おどりフラッシュモブにはトクシィと共に『阿波おどりのお兄さんとお姉さん』も活動します。
本格的な徳島の阿波おどりも見せていただけるわけです。
阿波おどりフラッシュモブプロジェクト概要
実施期間 2014年8月2日 ~ 2020年東京オリンピック開催まで
コンセプト ワクワクする伝統文化『阿波おどり』で世界の人々をおもてなし
普及活動の展開
■徳島市公式サイト内に『阿波おどりフラッシュモブ』専用サイトのオープン。
≫≫≫ 『阿波おどりフラッシュモブ』専用サイト
■『阿波おどりフラッシュモブ』を踊りたい地域・団体・企業・教育機関などの募集。
トクシィの阿波おどり教室の開催。
応募先
郵送 770-8571 徳島市幸町2丁目5番地 徳島市企画政策課『トクシィ阿波おどり教室』係
メール 『阿波おどりフラッシュモブ』専用サイトより応募。
≫≫≫ http://www.suito-tokushima.jp/tokcyroom.html
■開催希望者全てに本場『ぞめき(騒き)』をベースにした専用CDを無料配布。
阿波おどりフラッシュモブを観た感想
初めて本格的な阿波おどりを見ました。
難しい動きがなく、誰でもスグに覚えられ、観ているとついつい踊りたくなりますね(笑)。
それが阿波おどりの特徴で魅力・全国に広がった理由だと思いました。
フラッシュモブは私の中では最後は感動の嵐や盛り上がって終わるというイメージですが、阿波おどりの音楽が最後まで同じ感じのせいでしょうか、フラッシュモブでよく観る最後は盛り上がってというのが難しい感じがしました。
フラッシュモブは≪魅せる≫というのも面白さのひとつで、観ている人にあれよあれよという間に感動や心に残るモノがあれば、より楽しめると思いました。
とはいえまだ始まったばかり。
新スタイルということでこれから印象に残る『阿波おどりフラッシュモブ』になるのかもしれません。
これから6年という長丁場。
『阿波おどりフラッシュモブ』を応援しつつ、楽しみにしていきたいと思います。