富岡製糸場へ行ったら群馬県立日本絹の里にも寄ろう!

富岡製糸場の世界遺産登録まであと数日。
カウントダウンを始めたいくらいです(笑)
今まで2回富岡製糸場へ行ったのですが、富岡製糸場だけでは群馬県の養蚕業までは分かりません。
『富岡製糸場へ行ってきたよ♪』くらいのもんです。
世界遺産に認定されたら、入るだけでも大変でしょう。

群馬県立日本絹の里は富岡製糸場がある群馬県の蚕糸絹業の歴史からシルク製品の展示まで、より富岡製糸場を理解するにはピッタリな博物館です。
日本絹の里を見学した今、おかいこさんが可愛くさえ思えます。
人の生活を支え、日本を支えてきたシルク。
富岡製糸場の世界遺産登録をきっかけに、私たちの国日本の発展を支えた群馬県の蚕糸絹業を知るためにも、富岡製糸場へ行ったら群馬県立日本絹の里の見学もオススメします!
(※注 群馬県立日本絹の里の展示は撮影はできませんが、今回取材ということでご厚意により特別に撮影させてもらいました)

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太古の昔から養蚕業は行われていた!

富岡製糸場のほうを先に行ったせいか、群馬県の養蚕業は富岡製糸場ができた明治時代からなのか勘違いしていました。

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記録が残っているのは奈良時代から。
気が遠くなるような大昔から群馬県では養蚕が盛んだったようです。

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カイコは虫ではありますが動物と同じ扱いで『家畜』だったそう。
そういえば『おかいこさん』っていう言葉はよく聞いていました。

養蚕業の様子

日本絹の里には養蚕業のことがよくわかる展示があります。

養蚕の場

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これは養蚕していた農家の設備。

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ここに桑の葉を敷いてお蚕さんを飼っていたんですねぇ。

日本絹の里には農家の様子が可愛いジオラマになって展示されています。

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カイコのこと

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カイコは完全変態昆虫で、一生のうちに4回姿が変わります。
一回の交尾で500個もの卵を産むそうで、一匹のカイコガから500個の繭がとれることになります。
すごいですね!

カイコの体の中の絹糸になる部分はほんの少し。
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カイコの体のほとんどは内臓で絹糸になる部分はこれだけ。
体の中にあるときは液体で、吐き出すときに糸になるそうです。

吐き出すのは吐き出し口からだそう。
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カイコは糸を吐き出しながら繭の中に入っていきます。
繭に囲まれても体の中に糸になる液が無くなるまで吐き出し続けるそうです。

繭として収穫するのはカイコガになって繭から出てくる前。
絹糸は繭から一本の糸を見つけてつむいで作ります。
カイコガが出てしまった繭からは一本の糸としては取れないそうです。
繭からガになってまた卵を産んでということだと、もっと大量に繭が取れそうですが、絹糸になる繭はガになる前の繭です。

カイコは逃げることがない昆虫だそうです。
成虫のガも品種改良されて飛べない羽なので逃げ出すことはないそうです。
人の手によって生まれ身を捧げている、お話を聞いていると絹製品は大切に大切に使わないとオカイコさんに申し訳ないという気持ちになりましたよ。

ちなみに今は人工飼料もあるそうです。

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ただ高いので、養蚕がさかんな時期は桑の葉が採れるときだそうです。

また、野生のカイコも展示されていました。
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絹糸の取り方

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繭から一本の糸になる糸口をみつけると、数個の繭から出た絹糸を撚りながら巻き取っていきます。

一つの繭からとれる糸はとっても細いです。

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この細い糸一本一本がオカイコさんが吐き出す糸です。

撚られて巻き取られた糸。
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巻き取られた後にはサナギの亡がらが残るそうです(合掌)

カイコはF1!

沢山の種類の絹糸がありますが、カイコは一回一回交配して作っているそうです。

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これは知らなかった!

例えば『新小石丸』は皇居でも養蚕されていることで有名な『小石丸』と中国の『二一』で毎回毎回交配して作っています。

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なかなか大変な作業なんですね。

実は富岡製糸場へ行く前に日本絹の里へ行くのがオススメです!

ただ世界遺産として漠然と富岡製糸場へ行ってみたいと思われるのなら別ですが、日本絹の里には今回一緒に世界遺産として登録される絹産業遺産群についての展示もあります。

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夏でも2℃という荒船風穴。
行ってみたいですね!

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富岡製糸場と絹産業遺産群についての説明ビデオも見ることができますので、富岡製糸場へ行く前の下調べとして日本絹の里へ行くのがオススメです!

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日本絹の里へ行ってみた感想

一ヶ月くらい前に友人たちと富岡製糸場へ行ったときは、富岡製糸場が既に操業していないこともあり、絹産業のことまでは深く理解することができませんでした。
今回、日本絹の里へ行ってみて、群馬県には富岡製糸場ができる前から絹産業が盛んであり、カイコの生態も知ることが出来ました。

ブームに乗って富岡製糸場へ行くのもいいですが、日本絹の里で群馬の絹産業のことを予め知っていると、より富岡製糸場が楽しめますよ!

今回は時間が無く体験できなかったのですが、絹にまつわるワークショップもいろいろとあるので、見るだけではなく体験する楽しみもあります。

今、絹産業とともに明治の日本経済を支えていた陶器・オールドノリタケの展示もされています。
こちらも見ごたえがありました。
オールドノリタケも沢山撮影してきたので、後ほど別記事でご紹介しますね。

群馬県立日本絹の里の詳細

住所 群馬県高崎市金古町888-1
電話 027-360-6300
開館時間 9:30 ~ 17:00
休館日 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
観覧料
一般:200円(160円) 企画展期間中 400円(320円)
大学生・高校生:100円(60円) 企画展期間中 250円(200円)
中学生以下及び身体障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名様は無料

HPはコチラ≫≫≫ 群馬県立日本絹の里

博物館の前には桑の葉が青々と茂っていて爽やかでした♪

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群馬県立日本絹の里の巻、つづく・・・

※今回の旅は、高崎にある楽しい眠りの専門店株式会社プレジールさんが富岡製糸場が世界遺産登録もありシルク製品のすばらしさを知って欲しいとご招待頂いたもので、旅費を提供していただき、登坂社長さん自ら群馬の魅力を案内していただきました。





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