熟年夫婦にとってのセックスのこと ~映画『31年目の夫婦げんか』を見た感想~

結婚して子供を育てあげた夫婦像。
親を見てきたので、だいたいは分かっているつもりでしたが、映画『31年目の夫婦げんか』の試写会で、その時になってみないと分からないことが沢山あるんだなぁって実感しました。

映画 31年目の夫婦げんか

アタシは恋愛結婚だったので、それなりに夫を愛して結婚したと思っていますが、長男が生まれたとたん、アタシの愛情は長男にシフト。
夫は長男を育てるためのお金を運ぶ人。
『性』なんて、記憶の奥の奥。
それに、今は娯楽も多様化。
アタシの場合はパソコンさえそばにあれば楽しい人生。
人生の楽しみを『愛情』という無形なものから形のあるモノに求めているような気がします。

今回、見せていただいた『31年目の夫婦げんか』。
子育てが終わり、再び夫婦二人だけになったセックスレスの夫婦が新婚当時のようなアツアツな夫婦生活を取り戻すまでを描いた映画。

日本では仕事をリタイヤして、家にいる夫を『濡れ落ち葉』と揶揄して、絶対に結婚したばかりの頃の愛情を求めるなんてことは無いような気がしますが、夫婦は長い間、苦楽を共にしてきた、いわば戦友。
寝ずに子供の看病をしたり、親のことや、お金のこと。
子供の成長など、嬉しいことも辛いことも共有してきた仲です。
確かに出会った頃のような美しい若者同士ではありませんが、愛すべき戦友です。
でも、日々の生活の中では、そんなことは、どっかへ行ってしまっているんですよね。

日々の生活は、恋愛という気持ちを遠ざけてしまうほど、大変な日々の積み重ね。
どんなに愛して愛情を注いでも、子供たちは自分の愛する人の元へ旅立っていきます。
たぶん、その時に、夫婦という一番大切で一番小さななコミュニティに気付くのかもしれません。

とは言え、長い間の夫婦生活で、絶対に一生許すことができないトラブルに見舞われる夫婦もあるかもしれません。
そうなると、もう『性』というつながりは見込めないかもしれません。
夫婦の関係によって、見る人の感想は違ってくるかもしれません。

『31年目の夫婦げんか』は、人生の一コマを切り取って、静かに淡々と描かれていましたが、とっても重いテーマ。
誰にも直面するかもしれないことですが、逃げてしまいそうなこと。
派手な映画ではありませんが、とっても心にズンときた映画でした。
夫婦で見るにはこっ恥ずかしいかもしれませんが、夫婦で見ることで解決する問題もあるかもしれません。
夫婦の性を復活したいと考えている人にはバイブル的な映画だと思います。

それにしてもメリル・ストリープは美しいですね!
年齢をググって驚きました!
とっても若々しいです!

相手役のトミー・リー・ジョーンズ
日本では『缶コーヒー・ボスの宇宙人』で有名ですね。
決してCMを思い出させない演技は、さすがです!

映画『31年目の夫婦げんか』、ステキな年齢を重ねた熟年夫婦を目指す方はもちろんのこと、大人の映画を見たいと思っている方にオススメです!

『31年目の夫婦げんか』
7月26日(金曜日)から
TOHOシネマズ シャンテ
新宿シネマカリテ
他全国順次公開

⇒31年目の夫婦げんか 公式HP





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